概要

今回打上げを行う「StriX-β(ストリクス・ベータ)」は、2020年12月に打ち上げた「StriX-α(ストリクス・アルファ)」に続くSynspectiveにとって2機目の実証機です。

今回打ち上げるStriX-βは、毎日回帰の太陽同期軌道に投入され、地球上の同じ場所を毎日同時間、同条件で撮影することができ、特定の場所の地表の変化とトレンドを把握するための良質なデータをより多く取得することができます。

今後の予定としては、StriX-α、StriX-βに続く当社初の実証商用機『StriX-1(ストリクス・ワン)』を2022年中に軌道上へ打ち上げ、2023年に合計6機、2020年代後半には30機のコンステレーションにより広範囲、高頻度の地上観測を可能にするシステムの構築・運用を目指します。

ローンチミッション

ロケット事業者
Rocket Lab, Inc
ロケット
Electron
射場
ニュージーランド マヒア半島
投入軌道
太陽同期軌道、高度561km
打上日
2022年3月1日 午前5時35分

ミッション名

The owl’s night Continues

ミッション名とは

宇宙関連企業では、ミッションに携わるチームワークの象徴として、あるいはより宇宙のミッションに親しんでいただくために「ミッションネーム」や「ミッションパッチ(ロゴ)」を作ることがあります。

StriX-βの打上げにあたり、SynspectiveとRocket labでつけたミッションネームは”The Owl’s Night Continues”、ミッションパッチを以下のように決定しました。

ミッション名の背景

”The owl’s night begins”から”The Owl’s Night Continues”へ。

Synspectiveの小型SAR衛星「StriX」はフクロウ[The Owl’s]を意味しており、夜[Night]は、SAR衛星の能力で”夜”でも地球を観測できることを表しています。そして、続く[Continues]とは、2020年のStriX-α打ち上げによって始まった私たちの挑戦が、StriX-βの打上げによってさらに加速し、30機の小型SAR衛星からなるコンステレーションの構築に向けて”さらに続いていく”ことを意味しています。

関連情報

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